
はじめまして(^^)私は愛媛で子ども4人を育てている母親soraです。
このブログでは、主に子育てについて書いています。
毎週水曜・土曜20時に投稿中です★
あなたは「西条森のようちえん・おむすび」をご存じですか?
このブログを書いている私は、子どもを預けるようになってまだ数か月の初心者なのですが、利用してみてこの「西条森のようちえん」の存在価値の高さを身をもって体験しました。
そして少しでも多くの子育て世代に「西条森のようちえん」の存在価値や必要性に気づいてほしい、という思いで発信することにしました。
※「西条森のようちえん」の代表者にはこのブログに書く許可をいただいています。
「西条森のようちえん・おむすび」ってどんなところ?

概要
〇場所:西条市丹原町関屋356
〇預かり保育:毎週水曜日(単発預かりも可)
〇毎月のイベント(預かり保育以外):インスタグラムで確認できます→西条🌱森のようちえん おむすび🍙🌱(@saijo_morinoyouchien) • Instagram写真と動画
また「森のようちえん」は国内外にあり、自然体験活動を基軸にした保育・教育を行っています。https://morinoyouchien.org/
各地の運営者によって多少の違いはありますが、基本理念は同じです。
預かり保育の一日の流れ
- 9:00~9:30 集合(関谷フィールドあるいは現地)
- 9:40 朝の会(健康チェック、絵本読み聞かせ、「今・ここ」を感じる時間、予定の話し合い)
- 10:00 その日の活動
- お腹がすいたら昼食
- 13:30 終わりの会(お着替え、絵本の読み聞かせ、今日の振り返りと次回の予定を話し合う)
- 14:00~14:30 お迎え(~16:00希望者は託児)
「西条森のようちえん」が大切にしていること
子どもを信じて見守る
子どもは自ら育つ力を持って生まれてきている。その力を信じて大人は見守る。
子どもも大人も「今」の気持ちを大切にする
「今」の子どもの気持ちに寄り添い、気持ちと行動のつながりを丁寧に考える。
共に育ち合う
子育ては親育て。子どもとの関わりで親も共に成長する場であってほしい。
心と体で味わう
日々変化する自然のなかで過ごすことは、幼児期に必要な五感を育み、生涯必要な「生きる力」となる。
ケンカについて
「ケンカは良くないこと」と決めつけず、子ども同士のコミュニケーション(相互理解・信頼関係)と捉え、貴重な学びとして危険な場合を除いては大人は必要以上に介入しない。
※私個人がまとめて書いたものです。詳細は入園のしおりに書かれています。
「西条森のようちえん・おむすび」の存在価値について

なぜ私が「西条森のようちえん」の存在をこんなにも評価しているのか、その理由についてお話します。
自然はそこにあるのに
都会では、お金を出して子どもに自然体験をさせていると聞いたことがあります。
地方では、すぐそこに自然があるにも関わらず、いや自然がそこにあるからなのか、自然体験に意識を向けることがないのかなと感じています。
自然体験は、子どもの探究心や創造力が育つ場所、だからこそ都会ではお金を出してでも子どもに体験させたいと思う親が多いのでしょう。
「西条森のようちえん・おむすび」では、その体験がかなう場所です。例えば、
- 天候によって景色や感触が変化するため、それに自然と対応する能力が身に着く。
- 木登りでは、挑戦心や手と足をのせる場所を工夫したり考えたりする判断力が身に着く。
- 木の枝や石を使って自由に遊ぶことで、想像力が養われる。
- だだっ広いフィールドで歩いたり走ったりすることで基礎体力がつく。

地面がでこぼこしているので、歩いたり走ったりすると体幹が鍛えられる感覚があります。
小学校では主体性が奪われる?
時代はこんなにも変化しているのに、学校は何も変わっていないことに違和感を覚えます。子どもの参観日に授業風景を見ましたが、私が小学生の時と何も変わっていませんでした。
私が小学生だった頃は、社会に従順な大人を作る量産的な仕組みの教育を受けてきました。果たして今も(昔も)それでいいのか疑問です。
ただ一つ思うのは、どんな未来が訪れようとも子どもに必要なことは昔から変わらないのではないかということです。
それは、「主体性」です。過去に似たような内容の記事を書いています↓

主体性とは、自分で考え行動すること、その行動に責任をもつことです。
小学校では、こどもの主体性を大切にしてくれているとは言い難い場所だと感じています。ですが、「森のようちえん・おむすび」ではこの主体性をとても大切に考えてくれています。
活動日には、その日一日何をするか子どもたちで考えます。
何か問題が起こった時は、「どうすればいいかな?」と子ども自身が考えられるようにサポートしてくれます。
以前私が「西条森のようちえん」で実際に見た、子ども同士のケンカにスタッフはどう対応していたかをお話しします。
子ども同士がけんかを始めると、大人はついつい止めに入りたくなります。
ですが「森のようちえん・おむすび」では子ども同士のケンカが始まると、その様子を見守ります。そして、介入が必要と判断した場合のみ、大人が登場します。
子ども同士のケンカはコミュニケーションの一つ。子どもはケンカを通して自分の気持ちを伝え、また気持ちがぶつかった時はどうすればよいか考えます。
これは、問題解決能力が育つ絶好の機会。大人がむやみに止めたり叱ったりしてしまうと、子どもはケンカ=いけないこと=意見を言ったらいけないと学んでしまうかもしれません。意見がぶつかった時の解決方法を学ぶ機会を奪っていることになります。(危険な場合を除いて)
また、挑戦する気持ちも大切にしてくれます。
子どもたちが「やってみたい」ということはスタッフが支えながら挑戦させてくれます。失敗したとしても、叱ることはしません。ここでも「どうすればいいかな?」と子ども自身が考える機会を与えてくれます。
子どもはいずれ自立する
子どもが大きくなった時、私たち親がいつも一緒にいるわけではありません。子どもは1人になります。
問題にぶつかった時、意見を言ったり解決したり、考え行動するのは子ども自身なのです。過去の記事↓

自立するまでの間に、この主体性を育て、失敗を経験して解決する経験を積むことがいかに重要か理解できると思います。
「西条森のようちえん・おむすび」では、この経験ができる貴重な場所なのです。
「西条森のようちえん・おむすび」を一度体験してみてほしい

子どもが自立するまで親が一緒にいられる時間は限られていて、教えられることにも限界があります。

長女さっち(小3)を見ていて思うのですが、徐々に親から離れていっているなぁと感じます。
もし、教える時間や余裕がない、子どもにどう接すればよいかわからない、という方は、一度「西条森のようちえん」を訪れてみてはいかがでしょうか?
一日体験をすることができ、親も一緒に過ごせますよヽ(^o^)丿スタッフのみなさんも、親しみやすく色んな相談がしやすい雰囲気です!
チャンスがあれば、子どもとスタッフの関わりを間近で見て学ぶことができます。

子どもの過ごしている風景は、見る人からすれば少々地味に感じるかもしれません。ですが、ここでは上記に述べたような学びや力が養われていると感じています(`・ω・´)
また、毎月預かり保育以外のイベントも開催されていますので、ハードルが高いと感じられる方はそちらに参加してみるのもいいと思います。私はイベントの参加がきっかけでしたhttps://www.instagram.com/saijo_morinoyouchien/
さいごに

「西条森のようちえん・おむすび」の存在価値、伝わりましたか?
今後、「西条森のようちえん・おむすび」のような幼稚園や保育園が増えることを望んでいます。もちろん、小学校や中学校もそうあってほしいです。
子どもは一度主体性を奪われてしまうと、取り戻すのに時間がかかります。小さいうちに、大切にしておきたいですね。
長文になりましたが、最後まで読んでいただきありがとうございましたm(__)m
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