「お姉ちゃんだから我慢して」が子どもに与える影響は?親の言葉がけを工夫する

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はじめまして(^^)私は愛媛で子ども4人を育てている母親soraです。

このブログでは、主に子育てについて書いています。

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子育てをしていると、ついつい言ってしまいがちな「お姉ちゃん(お兄ちゃん)だから我慢して」という言葉がけ。

ですがそもそも、なぜ上の子が我慢しないといけないのでしょうか。生まれた順番が早いというだけで・・。

このセリフを違和感なく使っている場合、おそらくあなたがあなたの親から言われていた、あるいは聞いたことがあるからではないでしょうか?

「下の子がぐずって手が付けられない」「ケンカをやめさせようとして」このように言ってしまいそうになるシーンは子育て中に山ほどあります。

しかしこの言葉、実は子どもの心に大きな影響を与えることがあるのです。

今回は、「お姉ちゃんだから我慢して」と言われた子どもが感じること、そして親の言葉がけの工夫についてお話します。

 

「我慢して」が子どもに与える5つの影響

感情を表に出せなくなる

「我慢して」を親から言われていると、子どもは「泣いちゃいけない」「怒っちゃいけない」
と自分の感情を抑えるようになります。

結果的に、本音を話せない性格になったり、ストレスをため込みやすくなることがあります。

「我慢=いい子」と思い込む

親にほめられるために我慢を重ねていくうちに、「自分を犠牲にすることが正しい」と誤って覚えてしまうことも。

大人になっても他人を優先しすぎてしまうなど、自己犠牲的な思考につながる場合があります。

不公平感や寂しさを感じる

上の子にだけ「我慢しなさい」と言うと、「下の子ばかり優先されてる」と感じてしまいます。

その結果、親への信頼感や兄弟との関係に影響が出ることもあります。

愛情を独り占めしたい気持ちは、どの子にもある自然な感情です。

 

親ができる言葉がけの工夫

私も夫も、この「我慢して」というセリフは子どもたちに一度も使ったことがありません。

「お姉ちゃんだから我慢して」を言わなくても子ども同士で折り合いが付けられるように、言葉がけを工夫してきました。その具体例をお伝えします。

おもちゃの取り合い

おもちゃの取り合いは日常茶飯事です。

例えば自分が使いたいブロックを相手が持っていて、相手がそのブロックを今使っていない場合、

「(別のブロックを差し出して)これと交換してほしい」と聞いてみます。相手の気分や今後そのブロックを使う予定などで結果は左右されますが、うまくいく場合も多くあります。

sora
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うまくいかなかった場合は、他で代用できないか一緒に考えたり、別のおもちゃでかかと一緒に遊ぼう、と声をかけたりします。

お姉ちゃんが下の子に譲ってくれた時

この瞬間を見逃してはいけません!ww。

親が何も言わなくても、お姉ちゃんが自分の判断で下の子に譲っているところを見かけたら、こう声をかけるようにしています。

「お姉ちゃんが下の子に譲ってくれたんだね、かか嬉しいよ、ありがとう♡」

こう伝えることで、子どもの中に「自分は頼られている」「認められている」という気持ちが育ちます。

助かっている場面でアイメッセージ!

多くの親は、姉弟でトラブルが起こっている時に目を向けがちですが、私はお姉ちゃんが下の子に譲ってくれた時や優しくしてくれた時こそ目を向けて、親の助かった、嬉しかった気持ちを伝えるように心がけています。

親からの感謝や助かった気持ちをアイメッセージで伝え続けていれば、自然と我慢や譲り合いができるようになると思っています。

 

さいごに

「お姉ちゃんだから我慢して」という言葉は、一見しつけのように見えても、子どもの心に“寂しさ”や“我慢(自分の気持ちが言えない)のクセ”を残すことがあります。

親がこの言葉を使わなくても済むように、まずは姉弟同士で折り合いがつけられるよう親がサポートしていく。譲り合いが見られたらとことん親の嬉しい気持ちを伝える。

もちろん、折り合いがつかずケンカに発展してしまうことも多々ありますが。

親が言葉がけを工夫するだけで、子どもは大きくかわります。

子育てって、真剣にやってたら疲れます(´-ω-`)ぼちぼち、できることから始めましょう!

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